足回り点検
前後のタイヤ、ホイール、リヤのスイングアーム、スイングアームのリンク部、ショックアブソーバーを点検します。
●タイヤの空気圧
指定空気圧を取扱説明書で確認し、エアゲージを使って空気圧を測定します。
●タイヤの亀裂、損傷
目視でタイヤに亀裂や損傷がないかチェックします。
●タイヤの溝の深さ、異常な磨耗
タイヤのウエアインジケーター(スリップサイン)で、異常な磨耗(偏った磨耗など)の有無をチェックします。
●ホイールのボルト、ナットの緩み
メガネレンチを使用して、ホイールを留めているボルトやナットの緩みを確認します。
バイクによっては緩み止めに割りピンが使用されているものもありますので、割りピンが紛失していないかも確認します。
●フロント・ホイール・ベアリングのガタ
フロントを浮かせてタイヤの両端に手をかけ、左右に動かしてガタがないかを確認します。
●リヤ・ホイール・ベアリングのガタ
リヤを浮かせた状態でタイヤの両端に手をかけ、左右に動かしてガタがないかを確認します。
●サスペンションアームの連結部のガタ、アームの損傷
サスペンションアームやリンクのガタの有無を手で揺すって確認し、目視で損傷もチェックします。
●ショックアブソーバーの損傷、オイルの漏れ
目視でオイル漏れを確認し、アウターチューブの凹みの有無やショックアブソーバー取り付け部のガタをレンチを使って確認します。
電気・保安装置点検
バッテリーなどの電気関係、ボルトの緩みなどを点検します。
●バッテリー液の量
バッテリーにある6つの各槽の液レベルが規定内であるかを確認し、少ない場合は規定レベルまで蒸留水を注入します。
●バッテリー液の比重
各セルのキャップを外し、比重計を入れて確認します。
スターターが勢いよく回っている時は、このチェックは省いてもかまいません。
●ターミナル部の緩み、腐食
バッテリーの端子の接続部の腐食や異常の有無をチェックします。
●接続部の緩み、損傷
目視によって、電気関係のコードやハーネスが他の部分と干渉していないか、ハーネスやワイヤーのかみ込みの有無、接続部の異常の有無をチェックします。
●灯火装置、方向指示器の作用
ライトやウインカーを点灯させて、きちんと点灯するか、レンズに割れやヒビがないかなどを確認します。
●ホーン、ハンドル・ロック装置の作用
ホーンを鳴らして、音量や音質を確認し、ハンドルロックはハンドルを動かしてキーで施錠・解錠ができるかを確認します。
●計器の作用
実際に走行し、速度計やその他の計器がきちんと動くかを確認します。
●フレームの緩み、損傷
レンチを使ってフレーム各部のボルト・ナットの緩みの有無を確認し、フレームの損傷や歪みも点検します。
●シャシー各部の給油脂状態
ブレーキレバーやクラッチレバー、サイドスタンドなどがスムーズに動くか確認し、動きが悪い場合は、オイルや浸透潤滑剤を塗ります。
ワイヤーの動きが重い場合は、ワイヤーインジェクターを使って給油します。
その他の部分点検
定期点検整備記録簿の下部分は車検証を見ながら記入していきます。
●車両番号、初度登録年又は初年度検査年、車体番号
車検証の通りに記入します。
●点検年月日と整備完了日
●その他必要となった点検整備の内容及び主な交換部品
記号だけでは説明できなかった整備の内容などを記入します。
●点検時の総走行距離
オドメーターの距離を記入します。
●点検又は整備を実施したものの氏名又は名称
自分の名前を記入しますが、点検整備を別の人がしている場合は、自分とその人の名前を記入します。
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